2月も終ろうとしている。
ブログ6週間近く書いていなかった。
別に国外に行っていたわけでなかった!
病気でもなかった!
80の親と50の子、ひきこもりの長期化問題のデータとかかわっているケースの総ざらいをしていた。
解決が見えない大問題である。
家族や個人の問題でない。
不登校、ひきこもり、その長期化、見えてくるのは「静かなひきこもりの長期化」である。
静かなひきこもり、延々と続く、年金で支える家族は、貧困の闇の中に消えていく。
あるのは消えゆく家族、「待ちましょう、様子みましょう」の心理の影が
20年後に家族の衰退と誤った対応によって起こる親子殺人とつながっていく。
40代以上のひきこもりは、社会とつながらず、己の思い込みの知的観念からか、発達障害の影、心因的な精神障害の影、誤った統合失調症判断の影が忍びこんでくる。
おそらく、今の精神医療の世界では解決につながりにくい症状が認められる。
どうすれば、良いのか!
ひきこもりや不登校の臨床と研究を40年以上やっていた私がわからない、沈黙が続く。
これは個人や家族の問題ではなく、学校、企業社会、日本人の個性が導いた戦後経済の影響かもしれない。
臨床研究が必要である。
【関連する記事】